MLBへの移籍を表明し、ポスティングシステムによって米大リーグへ挑戦する
日本ハム ダルビッシュ有投手の落札球団がレンジャーズとわかりました。
レッドソックスが松坂を獲得したときの入札額、約5100万ドル(約40億円)
を上回る過去最高額とのうわさが流れています。
現在ダルビッシュの籍がある、日本ハムが最高入札額を受諾し、その相手はレン
ジャースということを発表しました。
これでダルビッシュは今後、レンジャースと30日間も独占交渉が行われます。
昨年は楽天の岩隈投手が落札までは順調でしたが、交渉で決裂してます。
ダルビッシュ投手は多彩な変化球を持っていることで、自責点1点台という驚異的
な防御率です。
しかも、その日の調子に合わせて投球フォームも6つくらいから使い分けているそう
で、絶対の安定感はメジャーでも十分に通用すると、段違いの評価を受けています。
東北高校時代には甲子園でノーヒットノーランを達成し、その年のドラフト1位で
日本ハムへ入団してからも、自己の肉体を改造し絶対エースとなりました。
やはり1年でも早くプロの飯を食うことが、大選手への近道です。
楽天の田中投手と、日ハムの斉藤投手を見ていると、その差は歴然。
今年のドラフトでも1位指名されていたにも関わらず、「こっちの球団がいい。」と
わがままを言って、プロへの道を1年伸ばしたアホな選手もいましたが、
自分自身が成長することを考えていない証拠です。
ダルビッシュ投手のような有能な選手は、どんどん海外へ進出し、レベルの高い
状態でプレーすることが、全体の底上げにもつながることになるでしょう。
ダルビッシュ有の変化球バイブル (B・B MOOK 623 スポーツシリーズ NO. 496)