40歳のクルム伊達公子選手がまたやってくれました。
テニスの四大大会の一つ、イギリスウィンブルドン選手権女子シングルスで
地元イギリスのケイティ・オブライエン選手を6-0、7-5のストレートで
下しました。
一度現役を退き、再度プロの厳しい世界へ挑戦し続ける伊達選手ですが、勝つ
ための体の維持は尋常でないはずです。
40歳という年齢は、蓄積した疲労がなかなか抜けずに回復には時間がかかる
年齢です。
維持するだけでも大変な状況下で、しかも世界のトップ大会で勝つ努力と精神
力は並大抵のことではありません。
引退前は世界ランキング4位にまで上り詰めた伊達選手ですから、人一倍勝利
に対する執念があると思います。
40歳で同選手権での女子シングルス勝利は、あの女王マルティナ・ナブラチ
ロワ選手に次ぐ史上2番目の年長勝利だそうです。
同じウィンブルドン選手権準決勝で、シュテフィ・グラフ選手を押し気味に試
合を進め日没による翌日再試合で負けたときのことを思い出します。
歴史に残る名試合でしたね。
2回戦の相手は、同選手権5回の優勝を誇るビーナス・ウィリアム選手。
この対戦も楽しみですね。
40歳以上の私たちに大きな勇気を与えてくれる伊達選手です。
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