大相撲名古屋場所5日目で、歴代勝利記録に並んでいた大関魁皇が旭天鵬を破り、
それまで千代の富士が持っていた記録を抜いて史上最多記録を樹立しました。
初土俵以来24年間、140場所という長年にわたって達成した大記録です。
この日旭天鵬との一番は、立ち合いで右上手を引き左四つ十分になると、あわてず
向こう正面へ寄り切り。
万全の相撲で勝ちました。
初日以来3連敗とよくないスタートでしたが、2連勝で最多記録を達成しました。
通算成績は1046勝695敗。
魁皇は現在38歳。
大相撲というプロスポーツは、比較的現役選手寿命が短いスポーツです。
その中で24年間、第一線でしっかり土俵を務めてきた精神力と鍛錬は、尋常では
なかったでしょう。
サッカーの三浦知良、野球の工藤公康とともに、現役選手としてさらに活躍してほし
いと思います。
年長者の活躍は、勇気をもらいます。
(サンケイスポーツより 関係者から花束をもらう大関魁皇)
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