156キロの自己最速タイで10奪三振。
44イニング連続無失点の球団記録を更新中の、日本ハムのダルビッシュ有投手。
「神様、仏様、稲尾様」の稲尾和久氏を抜き、パ・リーグ歴代2位の記録です。
「ここまで続くと怖いですね。正直毎回9回を投げるのはつらい。」と語ってい
ましたが、昨日の中日戦では、9回の最後の投球前にはベンチ前でのキャッチボ
ールではなく、ブルペンで投球練習をしに行くほど、気合が入っています。
2試合連続の無四球で、球数も109球と理想的です。
球種が多いダルビッシュ投手ですので、その日の球種の切れによって勝負球を変
えることも勝因になっています。
また、投球フォームもその日の体調や体の負担などを考慮して投げ分け出来るよ
うに数種類のフォームを持っているそうで、それも「勝つ」ために身につけた技
術ですね。
筋肉が付き、体が大きくなったことは一般人でもわかります。
筋肉が増したことで新陳代謝が上がり、球速も増して変化球の切れも増したこと
でなおさら打たれない投手に進化しています。
日本球界でここまで無敵の投手となれば、その先にはNBLが!
でもハーフであり、そのことで幼少期からいじめられていたダルビッシュ投手に
とって日本球界で誰もが認める選手になることこそが、日本人として認められる
ことと考えているそうで、だから日本球界に留まることを一番に考えているよう
です。
それにしても、ダルビッシュ投手が投げる時には、中田翔選手が不思議と打ちま
すよね。
連続無失点記録は、400勝投手の金田正一氏が持つ、64イニングです。
驚異的な数字ですが、その記録を破ることが出来るのは、ダルビッシュ投手しか
いないようです。
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