ヤフードームで行われている日本シリーズは、１・２戦ともに延長の末に中日が
接戦を制して２連勝しました。
第１戦、第２戦ともに延長戦となったのは日本シリーズでも史上初。
１４日の移動日をはさんで１５日からはナゴヤドームでの第３戦となります。
「何イニングやろうと勝てばいいんですよ。」
落合監督はホークスファンで埋まったヤフードームで不敵に笑っています。
前日に続き延長戦となった昨夜の第２戦は、１－１の１０回、森野がタイムリー
を放って先行し、最後は岩瀬がぴしゃっと閉めて勝利をつかみました。
しかし、その前にしっかり流れはドラゴンズへ移っていたようです。
０－０で迎えた３回１死１・２塁で打者は首位打者内川。
ここでベンチを出た落合監督は、マウンドではなく主審のところへ・・・。
「バットの形が変わっている。何かいれていいるんじゃないのか？」と、内川
のバットグリップに巻いているテープにいちゃもんをつけました。
このテープはシーズン中も付けていたものですから、言われた内川も「？？？」。
結局このテープは剥がされ、ペースを乱されてこの打席はセンターフライに終わ
りました。
内川は結局このあとも凡退してヒットなし。
おそらく落合監督は、内川のこのテーピングを知っていて、何かのときに指摘し
ようと考えていたのでしょう。
テレビ解説のあのノムさん、野村克也さんですら、「いやー、気付かなかったなー。
ありゃ内川がまずい・・・。」と絶句。
見事な「オレ流」で、鷹軍団を翻弄しているといった感じです。
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