札幌ドームで行われていたキリンチャレンジカップ日本対韓国は、宿敵韓国に対して
終始主導権を持って試合を進めた、ザッケローニジャパンが快勝しました!
静かな立ち上がりでお互いに伺っていた感じの序盤から、徐々にリズムをつかんで
攻め始めた日本は、岡崎、香川らのシュートで次第に主導権を握りました。
少し下がり気味で全体を把握しながら的確なパスを出す遠藤。
その前で自分のスタイルを存分に発揮し出した香川や本田。
そして前半35分、ゴール前で2人に囲まれても慌てることなく香川が蹴り込んで
まず先制しました。
後半の序盤、前半の終わりから入ったA代表初登場の清武からの好アシストを、今度
は本田が得意の左足で落ちついてゴール右隅へ2点目。
そしてさらに、香川からのスルーパスを再び早いパスで清武が折り返し、それに香川
が合わせて3点としました。
本田、香川の海外組はちょっと別次元的に安定していまして、パスを出すときにも
もらうときにもディフェンスに囲まれることがありませんでした。
特に香川はドイツでプレーする前とは、格段にレベルアップしていて絶対的な安定感
がありました。
解説者としてゲスト出演していた、ゴンこと中山雅史さんも「あんなプレーが出来る
なんて、うらやましい。」と絶賛。
韓国から3点を取ったのは30数年以来。
韓国からの勝利も6年ぶりです。
海外組が増えて、基本レベルが格段に上がったザッケローニジャパン。
少なからず、「なでしこジャパン」の影響はあるでしょうね。
もちろん、先日亡くなった松田さんへの追悼の意もあって選手が奮起したこともあった
でしょう。
来月からはW杯予選が始まります。
がんばれ、日本!