上海で開催されている水泳の世界選手権で24日、競泳競技が始まりましたが、
日本のエース北島康介選手が100m平泳ぎに出場し、全体の3位で準決勝へ
進出しました。
タイムは59秒96と、彼にとっては比較的平凡なタイムでしたが、2大会ぶりの
世界選手権であり、久しぶりの国際大会ですので、まずまずのスタートと言って
いいのではないでしょうか。
とかく優勝をさわがれますが、怪物であっても人間です。
オリンピックで100平・200平の2種目を2連覇したという前人未到の怪物で
あっても、いつも勝てるわけではありません。
休養も必要ですし、調整も必要。
今大会はおそらく今年の自分を計るための調整の1つでしょう。
来年のロンドン五輪を見据えた長期的な調整の上で、今大会の結果を次のステップに
と考えていることでしょう。
前回の北京五輪の前の年も同じ感じでしたね。
五輪前年から徐々に自身の泳ぎに近づき、本番にばっちりと合わせてくるところは
やはり怪物。
やんちゃな顔に揺るがない闘志がにじんでいます。
コメント 0